めんこい おうち

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うさぎのロクちゃんが虹の橋へ旅立ちました

ブログに書こうか書くまいか迷っていたのですが、

今日は、悲しいお知らせをさせて頂きます。

 

ロクちゃんが虹の橋へ旅立ちました

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引っ越し後、落ち着かないながらも いつも通り元気に過ごしていたロクちゃんでした。

が、ある日突然食欲が落ち何も食べなくなってしまったのです。

今までにも時々、何も食べなくなる事がよくある子でしたので

「またか~」と思いながら、いつも通りロクを撫で撫でしながら話しかけておりました。

でもこの時、微妙な違和感を感じたのです。

「嫌な予感・・」「大丈夫かな・・」と思いながら、頻繁に様子を見ていたのですが

この後、どんどん体温が下がり耳の血管も見えなくなってしまいました。

 

病院・・と考えた瞬間

検査や注射、薬と・・副作用で辛い思いをさせてしまったジローの記憶が蘇ります。。。

 

「今のロクには病院じゃない!」と判断したわたしは

急いでカリカリフードをふやかし、更にぬるま湯を足したスープを作りました。

無理やりにでも食べさせようと試みたのですが・・

口を噤んで1mmも開けてくれません。

全力で拒むロク。。。

 

こんな時、シリンジがあったら良いのに・・と思いながら

コットンに含ませながら口に持っていくと

何度目かでちょっとだけ口を開けてくれました。

その後、何度も何度も繰り返しているうちに

今度は舌で舐めている音が聞こえるまでになりました。

口を開け、ペロペロと美味しそうにスープを飲んでくれました。

 

徐々に、見えなかった耳の血管も赤くハッキリと見るようになり

ケージに戻してみると「ぴょんぴょん」と動き

手や胸を綺麗に毛づくろいをはじめました。

「良かった」と少し安心していたのですが・・

その後、急変し亡くなってしまったのです。

このスープが、ロクの最後の食事となってしまいました。

 

引っ越しが原因なのかも・・

 

原因は、引っ越しのストレスだったのかも知れません。

ロクは神経質な子なので、他の動物達よりも気を付けていたのですが

 

引っ越しによる室温の変化や、部屋の音の響き方などなど

臆病なロクちゃんには、この環境の変化がかなりキツカッタのかも知れません。

 

わたしが忙しくしている様子を感じ取り

大人しいロクちゃんは、じっと耐えていたのでしょう・・

と思うと胸が張り裂けそうな思いになります。

 

動物たちが、もっと自由に伸び伸びと動き回れるようにと考えて引っ越した事が

ロクにとってはストレス以外の何物でもなかったのかも知れない・・

「ロクちゃん、ごめんね」と謝ってばかりいました。

 

もう少ししたら、ロクちゃん専用の広いスペースで沢山遊ばせてあげられると

着々と計画していた矢先の事でした。

 

美しいロクちゃんでした 

 

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ロクちゃんは、我が家に来た頃からとても神経質で大人しい子でした。

毛並みが美しく艶々で「ウサギってこんなに綺麗なんだ!」と言われるほど

美しい子でした。

いつもマイペースで、わたしたち家族を癒してくれた存在です。

 

わたしは不思議な事にロクちゃんと気持ちが通じることが多く

ロクちゃんの考えている事が「ふぅ~」っと映像で見えて来たり

私が考えている事をロクちゃんがわかっていたり

5種類の動物たちの中でも、ロクちゃんだけは何故だかとても不思議な存在でした。

 

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 被り物をしたロク。

 

引っ越し後も元気に大人しく過ごしていたロクちゃんでしたが

時々何か話したい様子が伝わってきていて

ロクちゃんをナデナデしながら

「ロぉ~~ク♪ 元気?大丈夫?お母さん忙しくてごめんね。

もう少ししたら落ち着くからね」と話しかけていたのですが・・・

 

亡くなる2日前、

日向ぼっこをしながら、とっても気持ち良さそうにお昼寝していたロクの姿が思い出されます。

 

わたしに迷惑かけないように必死で耐えていたのかと思うと・・

涙が止まらなくなります。

 

枕元に来てくれた

 

亡くなったのは、朝5時24分だと思われます。

いつもは、5時に起きるわたしですが

その日に限って眠っておりました。

朝方右耳に「ドクドク・・」と心臓の鼓動音が聞こえてきたので

煩いなーと思いながら、反対を向いて再び眠りにつきました。

その後、次は左耳に「ドクドク・・」と鼓動音が聞こえて来、

寝ぼけながらも「自分の鼓動と違ってる・・何の音?誰の音?」と思いながら、

あまりの煩さに目が覚めたので

「起きよう」と思いスマホを見ると5時24分でした。

 

「ロクちゃん、大丈夫かな・・」と思いながらロクがいる部屋に行き

カーテンを開け、ロクのケージに掛けてあったタオルを外してみると

横になっているロク。。。

 

「ロクーーー??」と声を掛け身体に触れてみると・・

既に亡くなっていました。

 

まだ身体が暖かかったので、少し前まで生きていたのだと思い

何度も何度も声を掛けて撫でたのですが・・

もう戻ってきませんでした。

 

ロクのケージの前で座り込み

しばらく呆然としておりました。

 

お別れ

 

我が家には5種類の動物達がおります。

全員、毎朝5時には起き、

犬のシロはあさイチでトイレに行き

デグーのゴローが勢い良く回し車を回しながら「ピピピピピィ~~~ピピ~~~~~~ピロピロピロピロ~~~」と可愛い歌声を聞かせてくれ

朝日を浴びにチンチラのナナが顔を覗かせ

「おはよー」と、わたしの顔を見ながらフェレットのハチがトイレに走り

ロクは、ケージに付けてあるトンネルから勢いよく飛び降り、わたしの手のニオイをクンクン嗅ぎながら撫でてと甘え

賑やかな朝のスタートなのですが・・

 

ロクちゃんが亡くなった朝は

しーーーーんと静まり返っておりました。

誰も物音一つ立てる事も無く、起きているのに身動きせずに「じーーー」っとしていました。

この様子が余計に悲しく辛いものがありました。

 

最後のお別れは、シロだけがしました。

箱に入れたロクちゃんの亡骸の周りを何度も何度もぐるぐると周り

ロクちゃんを覗き込んでいました。

 

現在は、ロクちゃんもフェレットのジローと同じ場所で眠っています。

火葬はジロー同様、寂しくないように合同火葬を選びました。

きっとジローはロクちゃんの事がわかるはず。

虹の橋の麓で仲良く遊んでいて欲しい。

 

最後の写真は撮っていません。

撮ろうと思いませんでした。。。

 

 

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大好きな大好きなロクちゃん。

虹の橋の麓で美味しいもの沢山食べて沢山遊んで

元気に過ごしていてね。

お友達、沢山出来るといいね。

 

 

ロクちゃん。

ありがとう。

ありがとう。

 

大好きだよ。

 

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