最近、あちらこちらで地震が増えて来ましたね。
また何処かで大震災が・・・と少し心配になる今日この頃。
人間の防災対策はしていてもペットの防災対策ってされていますか?
東日本大震災や熊本地震の時に迷子になって見つけられなかったペットが沢山いたそうです。
もしかの時の為に、愛犬には連絡先がわかるものを付けておいた方が良いですよね。
ペットは災害でパニックを起こす
大震災がおきると、どんなペットでもパニックを起こします。
一昨年と昨年の胆振東部地震の時の我が家の動物達は、強い揺れや長引くブラックアウトなど普段と違う生活に戸惑い暫くの間は落ち着きのない生活状態でした。
大きな揺れが始まる少し前から、動物達の様子がおかしかったのでしっかりとキャッチしていたのだと思います。
うちの子は大人しいから大丈夫?
大災害が起きると、普段は飼い主から離れない子でも、一人で外へ飛び出してしまったり
災害時の恐怖から小型犬でさえも飼い主が抱え込んでいても制御出来ないくらいの力で暴れてしまい行方不明になる事もあると聞いておりましたので
我が家の愛犬には、首輪に連絡先を付け身元がわかるようにしています。
冬の間は、ほとんど外に連れて行かないため首輪も付けていなかったのですが・・
最近は、なんだか妙に気になるため、また24時間首輪を付けて生活させています。
こちらの首輪は、最初に買った首輪が1年で小さくなってしまったため
去年再び購入した首輪なのですが『てるべる』さんの首輪で、とてもお気に入りです。
ちょっと眠そうなシロで申し訳ありませんが・・
愛犬には24時間首輪を付けておく習慣にした方が良いですよね。
首輪には、監札、狂犬病予防接種票、飼い主の連絡先を付けておくようにしましょう。
最近は、マイクロチップを装着しているペットもいると思いますが
健康上の理由から、装着させたくない飼い主さんも多いと思います。
(わたしもそうですが)
突然の自然災害で飼い主が自宅に戻れずペットと離れ離れになる事もあります。
そんな時に、迷子札がペットと飼い主を結びつけてくれる大切な手がかりになってくれます。
首輪にこちらの迷子札を付けて頂きました。
ちなみに昨年まで付けていた最初に買った首輪と迷子札はこちらに書いてあります。
避難場所やペットの運び方を事前に確認
1 ペット受け入れについて自治体に確認しておく。
2 避難場所への道順や、もしか避難場所が満員などで入れなかった場合の事も考えておく。
3 犬の運び方を考えておく(特に多頭飼いの場合や犬の大きさ(小型犬〜大型犬)で運び方も変わってくる為、必ず事前に考えておきましょう。
ハウス選び
室内犬の場合、災害が起こる事を考えてハウスはハードタイプ(クレート)のものにした方が良いですね。
サークルの場合、屋根は必ず付けましょう。
ハウスの側には倒れそうな家具や物を置かない事、または家具は固定するようにしましょう。
「ハウス=安心できる場所」と普段から認識させておく
我が家の例ですが、シロ(愛犬)は『ハウス=安心出来る場所』となっていますので
胆振東部地震の時、揺れが始まった瞬間ハウスに逃げ込んでいました。
そしてハウスで静かにジッと様子を見ているような落ち着いた様子で
吠えたり暴れたりしなかった為、これにはこちらも安心でした。
本震後も頻繁に来る余震があります。
揺れたと思ったら一瞬でハウスに入ってくれるので安心です。
持ち出すもの
・キャリーケースやリードなど移動に使うもの
・最低1週間分のフードと水
・お気に入りのおやつ
・トイレシート、ウエットティッシュ、ティッシュペーパー、ポリ袋など
衛生面の物。
・掛かり付けの動物病院の受診手帳など、病気や薬などが記入されているもの
・もしか迷子になってしまった事を考え受診手帳と一緒にペットの写真を入れておくと良いと思います。
「マテ」「オイデ」を教えておく事も大切ですね。
最後に
いつ何時やって来るかわからない自然災害。
事前に確認し、少しでもペットと安心した生活を送りたいものですね。
備えあれば憂いなし、しっかりと備える事で案ずることはありません。
備えましょう。
何事も最小限であります様に。