めんこい おうち

5匹の動物達と暮らしています。

Daisuki:D.i.y. Interior. Sweets. Photo. Animal. Nature. Hokkaido.

【フェレット】インスリノーマ 大発作・ 痙攣〜奇跡の生還

4月16日11時、1度目の長い発作。

 

ジローは、子供部屋のラグマットの上で昼寝をしていました。

そろそろ ご飯を食べさせる時間だと思い、いつもより30分早く様子を見に行った所

糞尿を漏らしヨダレを垂らしながら ぐったりとしている姿に驚きました。

 

直ぐに、いつもの様に対処したのですが(歯茎にバイトを塗り、アイソカルとバイトをシリンジで流し込みます)

歯を食いしばり、全身の力がダランと抜けている状態で アイソカルやバイトを なかなか飲み込んでくれず、直ぐに病院へ連絡し、そのまま車で向かいました。(車の中では砂糖水を歯茎に塗りながら)

病院へ到着後、待機していてくれた獣医師が直ぐにジローを連れて処置室へ入って行きました。

しばらく経って出ていらした獣医師は、「よろしく無い状態です。危険な状態です」と。

 

腕の血管に管を入れ、そこからブドウ糖を入れて頂き酸素吸入をし

やっと少しずつ いつもの顔つきに戻って行きました。

 

ふやかしフードを見ると食べたそうにしています。

一先ずホッとし、その日は入院せずに家へ連れて帰りました。

 

 

帰宅後、家で眠っているジローです。

いつでもブドウ糖を入れられる様に血管は確保した状態のまま帰宅したので、包帯姿が痛々しいです。

これが、今までとは少し違う長い発作の1回目になります。

発作後から食べる量が減って行った

この日を境に ふやかしフードも あまり食べなくなり、日に日に弱って行きました。

4時間間隔で食べさせていた ふやかしフードも2時間間隔になり、それでも低血糖発作を起こすこともありました。

這ってあちこち移動していたのに、這う事も あまり出来なくなり、3漕ぎくらいすると疲れて息が荒くなり、その場でグッタリしてしまいます。

フェレットのお尻周りの腫れと爛れ

そして、この発作後からお尻周りの腫れや爛れが酷くなっていました。

 

一般的に、インスリノーマが発病したフェレットは どんどん痩せて行くのですが

ジローの場合は、どんどん体重が増えて行っています。

体重が増えたせいで、トイレの出入りもスムーズに出来なくなり、お尻を擦ってしまっていたせいだと思うのです。

 

トイレの出入りは、わたしがサポートしていたのですが、それでも どんどん爛れや腫れが酷くなって行き、肛門周辺が真っ赤に腫れ上がり、尻尾の根元2cmくらいも真っ赤に爛れ、トイレの後はしばらく起き上がれないくらいの痛みの様でした。

 

トイレの度に、お尻だけを お湯につけ、少しふやかしてから優しく洗ってあげていましたが、毎回は洗ってあげられないので、

赤ちゃん用の「おしりふき」やペット用のウェットティッシュで優しく押さえ、汚れを少しずつ取ってあげていました。でも痛そうでした。

 

 

 

写真(下)は、赤ちゃん用ウエットタイプとドライタイプ。

ドライタイプの方をオススメ致します。

 

そんな毎日を過ごしている中で、1日2回発作を起こすことも しばしばで

その度に シリンジでアイソカルやバイトを流しいれ、回復させていました。

ついに大発作と長い痙攣

5月5日こどもの日。

朝6時、いつもの発作よりも酷い発作が起きました。

 

わたしは泣きながら シリンジでアイソカルとバイトを流し入れ、歯茎にバイトを塗り10分くらい続けた頃、自分で舐めてくれる様になり胸をなでおろしました。

その後、回復したものの いつもと様子が違うので 用心しながら見守っていたのですが・・・

 

15時、大発作がジローを襲いました。

いつもの様に、食いしばった奥歯の横辺りから シリンジで無理やり口の中への流し込みを数十分続けましたが、この時は何をやってもダメでした。

 

首もだらんと下がり、全身の力が抜け片手で抱っこも出来ないほどでした。

ヨダレをダラダラと垂らし、呼吸は荒く、目は大きく見開き、時々「クゥー、クゥー」と鳴いているジローを抱きやすい様にバスタオルに包み、わたしは泣きながら摩ってあげていました。心臓の鼓動は トン・・・・・・。トン・・・・・。と、ゆっくりでした。

 

「もう本当にダメかもしれない・・・・」と思いながら

意識のないジローの歯茎にバイトを塗り続け、首の後ろに指を持っていき、頭を色々な角度にしてみた所、食いしばっていた歯が、フッと小さく開く角度を見つけました。

その時にシリンジに入れていたアイソカルやバイトを喉の奥まで届く様に勢いよく飛ばし入れ、 その合間にも歯茎にバイトを塗り続けました。

その繰り返しを諦めることなく30分くらい続けました。

でも、どんなに頑張ってもジローの意識は戻らず痙攣が始まったのです。

 

バスタオルに包んだままケージの中に寝かせ わたしは ずっとずっと撫り続けました。

痙攣は波の様にやってきて、ガタガタと揺れるほど大きな痙攣でした。

歯を食いしばっているジローの顔は、後ろに反り返り プラスチック製のトイレの横をガッチリと噛み スッ・・スッ・・と荒い息遣いだけが聞こえていました。

 

その間も ずっと撫り続け、わたしは亡き父に「ジローの苦しみをとってあげて下さい。お願い!」と何度も声に出して頼みました。

その数分後、何故か急に痙攣がおさまったのです。

痙攣が始まってから1時間経っていました。

 

あれ・・ジロー意識戻った??と思う瞬間があったので

ふやかしフードをジローの鼻の近くに持って行き「ジローご飯だよ〜」と何度も声掛けをしました。

(いつも わたしがジローに ご飯を食べさせる時「じろぉ〜ご飯だよ〜」と声を掛けてから食べさせていたので、ジローは この言葉を聞くと 眠っている時でも舌をペロンペロンと出して食べる体制になっていたのです)

 

2〜3分後、ジローのなんとなく微妙な意識が伝わって来て

歯の隙間からアイソカルを口に入れてみました。

 

なんと舌が出て来て、ペロンと舐めたのです!!

驚きと喜びとで、ジローに色々と話しかけながら バイトやアイソカル、ふやかしフードを少しづつ口に付けました。そうしたら

ぺろぺろと舐めてはゴクンと飲み込んでいます!!

戻って来てくれた!!

 

それからは、少量ずつ舐めさせ、食べさせ、回復して行きました。

 

しばらくの間は寝たきり状態で自力で動くことも出来ませんでしたが、19時頃には起き上がれる様になり、自分でトイレも出来ました。

 

奇跡

としか言いようがない本当に驚く出来事で、今は いろんなことに感謝しています。

ジローにずっと声かけをして見守ってくれた子供達にも、亡き父にも。

みんなの思いがジローに届いたのだと思っています。

 

この時、病院へ連れて行こうとは誰も思わなかった事が今から思うと不思議です。

ジローが病院へ行くのは嫌だったのかもしれないですね。

 

写真は、いつも使っているもので

アイソカルプラス、フェレットヘルシーバイト、シリンジ、などです。

 

今もスヤスヤと穏やかな顔で眠っているジロー。

丸まって寝ている時は調子の良い時なので、この姿を見ると安心します。

 

もう少ししたら、2gのフードとアイソカルを食べさせる時間です。

動きもスローになってしまいましたが、スーパーのレジ袋は相変わらず大好きで、ガサゴソと遊ぶのが大好きなジローです。

どんな時でも諦めない!最善を尽くす!

その後は、やはり発作は起こしていますが、大発作までにはなっていません。

今は、ジローの周りのゆったりとした時間の流れと、お花畑の様な そんな温かい雰囲気を感じています。

いつまで、この状態でいられるかわからないけど 後悔しない様に最善を尽くして 出来ることは全てやってあげたいと思っています。

どんな状態の時でも諦めたら それで終わりなんだと、、

これからは、今以上にジローの様子をシッカリと観察し考え行動してあげようと思いました。

 

 

写真は、1回目の発作を起こす数日前のジロー。

朝の日差しを気持ちよさそうに浴びています。

 

その後の様子はこちらです。

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