初ヒート
シロも7ヶ月に入り、不妊手術の予約日が日に日に迫っていた頃・・・
なんと、ヒートが来てしまいました。
10月12日 薄まった血が床にポツポツと付いているのを発見。
その以前から陰部が少し腫れて来ていたので「もしかしたら・・・」と思っていた矢先のことでした。
まだまだ赤ちゃんだと思っていたのに・・もう立派な女の子になった事に複雑な心境。。。
でも、おめでたい事なんですよね?
シロ、おめでとう!
写真は、「いぬのきもち」アプリで撮ったものです。
実際には、表紙にはなっていませんよ(笑)
ヒート 経過
9月末〜10月に入った頃に陰部の腫れを確認。それと同時に陰部を頻繁に舐めている様子も見られました。尿の色も濃くなっていました。
10月12日 出血を確認。薄まった少量がポタポタと。。
10月13日 初日と同じ程度。
10月14日 色もハッキリと濃くなり、若干量も増えて来ました。
独特なニオイも強烈になって来ました。
興奮状態とぐったりと1日の中でも凄く波があり、初めての対応に戸惑いました。
出血を確認する数日前から食欲が落ち、少し吐く様になっていたのですが、この日は 吐く回数も増えていました。
10月15日 興奮状態と ぐったりが続く中、AM2時から1〜2時間おきに吐き続けていました。
最初は、5時間前に食べたフードが出ましたが、その後は白っぽいものや黄色い胃液が続いていました。
その日は、何も食べられず水は少し飲める程度。
可哀想で背中やお腹を摩ってあげると気持ち良さそうにゴロンと横になります。
食べ物を見るのも嫌そうな感じで、声も発せず口を閉じたままぐったりと眠り続けていました。
夕方になっても全く状態が変わらず、病院へ連れて行こうかと準備をしながら様子を見ていましたが・・
もしかして子宮が炎症を起こしているのではないか・・とか、何か他の病気ではないか・・とどんどん心配が増していました。
診察を受け、特に問題のある様な感じではないので発情によるものでしょうとの事。
ちょっと安心です。
吐き気どめの注射を打ってもらい帰宅致しました。
家に帰ってきてからは、注射が効いたのでしょう、吐くことはなくなりましたが
食事は一向に食べてくれません。匂いを嗅いだだけで逃げて行ってしまうほどでした。
10月16日 夜中から極々少量の粘液状の軟便を頻繁に繰り返ししていた為、翌朝には身体中に便が付き、とんでもない状態になっておりました。
朝から お風呂で手足、お腹、お尻、尻尾を洗い、床についた軟便と血液の跡を大掃除。
朝から汗だくです。
昨日、病院で「翌朝からは少量のフードを与えて下さい。」と言われていたので、
綺麗になった所で、少量のフードを与えてみたのですが・・・
やはり、何も食べてくれず、匂いを嗅いだだけで逃げてしまいます。
その日も、昼過ぎまで様子を見ていたのですが、何も食べず ぐったりとしていた為、病院へ連れて行ってきました。
病院で、エコー検査をして頂きました。
「子宮が少しだけ大きめかな? 普通の子より痛みは酷いのだと思います・・・
なんとか今回の発情を乗り切ってもらって、早めに手術をした方が良いですね」と。
なんて運が悪いんだろ・・・ もう少しだけ早くに手術の予約が取れていたら・・。
もう少しだけ遅くに発情が来ていたら・・・と思ったりもしましたが
過ぎてしまった事は仕方ないので、今はシロが何とか乗り越えられる様、サポートしてあげよう!と思いながら帰宅致しました。
その日は痛み止めの注射と、軟便が続いているので抗生剤の注射をして頂きました。
帰宅後も何も食べず ぐったりが続いていましたが、夜には少しだけペーストを舐めてくれました!
その後は、まだ欲しい!と催促してくるので もうちょっとだけ与えました。
この時点で、何も食べられなくなってから丁度48時間が経過しておりました。
それからは、どんどん回復し元気になっていきましたが、やはりフードは食べてくれません。
匂いを嗅いだだけで気持ち悪そうな感じです。
まるで つわりの様。
ペーストは、こちらの『スタミノール』を使っています。
10月17日 少し元気になったので 「ク〜ン」と呼んだり、舌を出して いつもの様に「はっはっ」「ヘッヘッ」の呼吸もする様になりました。動きも大分出て来ました。
この時に やっとホッとし、私の表情が いつもに戻ったと自分でも感じます。
出血も、かなり減り色も薄くなって来ました。
それからは、フードにヤギミルクを振りかけると良く食べてくれる様になり一安心。
フェレットのジローが インスリノーマで辛い毎日を過ごしていた時、ヤギミルクは時々飲ませていたのですが
ジローの時に買っていたヤギミルクは こちら。
今回購入したヤギミルクはこちら。
個包装になっているため とても使いやすかったです。
ジローの時にも これが良かったなぁ・・・と思いましたよ。
10月18日〜 ほとんど出血が見られなくなりました。
動きも いつも通り活発に動き回っています。
朝は、お家の中を楽しそうに走っておりました。
ヤギミルクをかけたフードも、もりもりと食べてくれます。
10月20日 出血が多くなって来ました。
なかなか終わらないですね・・・・
でも体調は良さそう。元気もりもりです。
10月29日 漸く出血が見られなくなりました。この日は、お風呂に入れてスッキリ綺麗に。
出血が止まった途端、また食欲が落ち寝ている事が多くなってしまいました。
とってもダルそうな感じですが、わたしが近ずくと元気よく寄って来ては『遊ぼう遊ぼう』アピールが凄いので、心配はないと思います。
発情期に入ってからのマーキングは続いています。
11月4日 終わったと思っていたのに・・・またこの日から出血が見られる様になりました。
色が濃く少し茶色っぽいものなので、これで本当に終わるかな?と思いながら しばらく様子見です。
11月7日 やっとやっと本当に これで終了したみたいです。長かったです・・・
シロ、本当にお疲れ様!
食欲もあり、元気いっぱい。気持ちも とても落ち着いている様で体調はGOODです!
生理は、10日〜長くて1ヶ月ほど続くと聞いておりましたが、本当に長くてビックリです。
もしかしたら私が出血を確認した12日以前から出血していたのかも知れませんし
(頻繁に陰部を舐めていたのは出血を綺麗にしていたのでしょう。)
また明日、お風呂に入れて綺麗にしてあげようと思います。
出血が終わると、これから暫くの間は発情期が続くわけですが
元気に過ごしてくれれば、それだけで良いです。
生理用パンツ
今回、犬の生理用パンツを考え購入したのですが、シロがとても嫌がりぐちゃぐちゃにしてしまいダメでした。
シロ自身がよく舐め綺麗にしていた為、私が床に付いた物をちょくちょく綺麗に拭き取るだけで済みました。
シロが過ごして居るサークルの中には、タオルを あちこちに置く様にしていましたので
汚れたら直ぐに交換出来て便利でした。
ペットシートも直ぐに ぐちゃぐちゃにしてしまうので、あえてタオルにしていました。
同居の動物くん達の反応
我が家には他にも動物が居るため、他の動物が発情しないのかな?と思いましたが・・
デグーのゴローは、ちょっぴり発情していました。(シロの事は関係無いのかも知れませんが・・)
うさぎのロクちゃんが一番気がかりだったのですが、何の変化もありませんでした。
フェレットのハチは去勢手術済みですので大丈夫だと思っておりましたが、匂いがとても気になった様で、直ぐにシロのサークルのそばに行ってはクンクンと匂いを嗅いでいました。
チンチラのナナは、女の子ですので全く問題なしでした。
発情期を振り返る
発情期間は、少し興奮気味だったり、反対にぐったりしていたり、眠そうだったり、食欲が落ちたり、吐いたりと、いつもと違う様々な症状が見られる毎日でした。
シロの場合、子宮がちょっと大きめとの事で かなり辛い発情期だった様ですが
まだ7ヶ月の小さな身体で こんなに辛い事になるなんて・・・可哀想で可哀想で見守りながら何度も泣いてしまいました。
シロが、そんな私の姿を「どうしたの?」という表情をしながらジーっと見ていました。
飼い主が泣いてたらダメじゃん!と、我に返り自分に言い聞かせましたが シロに心配かけちゃダメですね。。反省。。。
シロにとって最初で最後の発情期になると思いますが、辛かったこの経験もシロを一回り大人にさせてくれたのでは?と前向きに考えております。
獣医師によっては手術も、初ヒート後か前かで分かれる様ですが、本当に難しい事ですよね。
飼い主が、その子に合った一番良い選択をしてあげなければ・・・と痛感致しました。
とは言っても、初めて迎える わんこのヒートが重いのか軽いのかは、誰も全く解らない訳で・・だから余計に難しい問題ですよね。
今回は、考えさせられる沢山の事がありました。
飼い主も犬も、こうやって一緒に成長して行くのでしょうか。。